2017年05月24日

房総半島・レトロ駅舎巡り その一

久しぶりにレトロ駅舎巡りでもしたい気持ちになって、南房総へ出かけてきました。

出かける前にネットで予習してみると、房総半島にはレトロ駅舎が多数健在なのがわかりました。
ちょっと強行軍ですが、日帰りさんぽ旅気分で朝早く出発です。

小田急線で新宿に出てからJRに乗り換えて東京駅に到着。
そこから総武線快速に乗るわけですが、メガステーション東京駅も久しぶり、行き交うすごい人人人の中で迷子状態に・・・総武線快速は丸の内側の地下奥底にあってちょっとわかりにくいのです。
それにしても道に迷うなんて、あー自分が情けない・・・東京駅を甘く見ていました。

やっとこさでたどり着いたホームで案内表示板を確かめると、「京葉線」の表示にまたまた???
ディパックから「旅の手帖」付録の青春18きっぷ・全国鉄道路線図を取り出してホームのベンチでしばしにらめっこです。
そのまま「京葉線」の列車に乗り込んで蘇我まで出て、そこから内房線に乗り換えればよいことが判明しました。

迷い込んでしまった京葉線のホームでしたが結果オーライということで・・・「めでたしめでたし!」となったのでした。


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 JR東日本 内房線 浜金谷駅






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2016年07月02日

神奈川・レトロ駅舎巡り その四

空は曇りがちながらお日様が出るような天気になったので、今日は自転車で往復40キロほどポタリングしてきました。

今日のお目当てのレトロ駅舎は JR相模線 の社家駅と倉見駅。
JR相模線は東海道線の茅ヶ崎から北へ横浜線の橋本まで延びる単線のローカル線です。

駅舎は社家駅と倉見駅はまったく同じ構造のコンクリート造りで一見古くなさそうにも見えるのですが、二つの駅ともなんと開業は関東大震災直後の大正15年(1926)と古く、倉見駅では歴史案内板に開業当時の写真があり、今とまったく変わっていない外観にしばし見入ってしまいました。
コンクリート造りなのは開業当時の相模鉄道が砂利事業をしていたことが関係しているようです。

どちらの駅とも今年2月に無人駅になり、券配窓口も今は板でふさがれてしまいました。
倉見駅では一人のおばさんが自動券売機の前でインターフォンでなにやら話していたのですが、どうやら茅ヶ崎駅の駅員室に繫がっているようで問い合わせができるようになっていました。

それにしても今日は気温が高く、それにもましてムシムシするので汗かきの私としてはちょっとバテぎみ・・・帰り道にカキ氷の旗がたなびくお菓子屋さんが目に入り、緊急退避です。
いやー!やっぱり暑い日はなんといってもカキ氷!!といっきに体中にしみいる冷たい感覚が最高でした。

熱中症には気をつけたいですね。


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  JR東日本 相模線 倉見駅




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2016年06月24日

神奈川・レトロ駅舎巡り その三 車両編

さて気になっていた御殿場線を走る列車ですが、調べてみると 313系 と呼ばれる電車でした。
ほかの路線では東海道線、関西本線、富士と甲府を結ぶ身延線で活躍している近郊型電車でJR東海管内では馴染み深い電車です。

運転席の大きなフロントウィンドーが側面まで回りこんだ、かつての東海道線の電車にも通じる表情豊かなフロントビューが特徴的で、ほかの近郊型電車や通勤電車のような無表情なそれよりだんぜん好きなデザインです。
またステンレス車両なのですが先頭車両と最後尾車両の運転席と車掌室の部分だけアイボリーに塗られていて、全車両の側面を流れるオレンジ色の帯とともによい配色です。

帰りの松田駅ではJR東海の特徴的なベージュ色のダブルのスーツの制服の車掌さんにも出会えて、なにか得した気分の近場の一日旅さんぽとなりました。


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  JR東海 御殿場線 松田駅にて




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2016年06月22日

神奈川・レトロ駅舎巡り その三

日をあらためて出かけた先はJR御殿場線の山北駅です。


小田急線に乗って新松田まで行き、そこで連絡するJR御殿場線の松田駅で乗り換えます。
松田駅もけっこうレトロな駅舎だと記憶していたのですが、いつの間にかにリニューアルされ驚いてしまいました。

御殿場線のホームでしばし列車が来るのを待ちます。
「待たされる」ということは嫌なものなのですが、時間にせかされないさんぽ旅ならば楽しむことさえできてしまうのは不思議です。

そうしていると国府津方面から列車がやってきました。
側面まで回り込んだフロントウィンドーの見慣れないオレンジ色の帯の列車に、あれっ?どこかで見かけたような列車だ??と、しばらくきょとんと近づいてくるのを見ていました。
次の瞬間、東海道線をローカル列車を乗り継いで愛知まで旅した、あのときに乗った列車と同じ車両だと気がつきました。

こんな身近なところでの思わぬ出会いに、しばらくぶりに友だちと再会できたかのようなちょっとうれしい気持ちになりました。
でもなぜ神奈川にJR東海の列車が?・・・ふと見たオレンジ色の駅名の看板に「JR東海」の文字を見つけ、御殿場線がJR東海の路線だということをはじめて知ったのでした。


たった二両編成の列車に乗り込み松田駅から二つ目の山北駅に着きました。
今は寂れてしまったけれども、蒸気機関車黄金時代は御殿場に向かう手前の重要な車両基地でした。
御殿場までの急勾配を重連の蒸気機関車が客車を引いて上っていったそうです。

駅舎は昔の面影を残す木造で、山間の駅らしくこげ茶色になった木地がとてもいい感じです。
早川駅と同じく朱色の丸ポストが印象的でした。
広々した駅前広場、そして今も残るレトロな商店とともにかつて街の賑わいを想像しながら駅の周りを歩きます。

線路脇に続く桜並木の木漏れ日のなかの道は気持ちよく、湧き水の流れる水路を横目に駅まで戻ってきました。
あとで知ったのですが、ここは桜の咲く4月は絶好の撮影ポイントで、大勢の人がカメラを据え賑わうそうです。



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  JR東海 御殿場線 山北駅




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2016年06月19日

神奈川・レトロ駅舎巡り その二

早川駅からの列車が一気に駆け上った先で停車するのが根府川駅です。


崖にへばりつくホームに降り立つと目の前に相模湾の大パノラマが広がる展望台そのものような駅がお気に入りです。
空気が澄んでいる冬ならば三浦半島、遠くは房総半島までくっきり見渡せます。

木造の駅舎はホームよりさらに上方にあって、木造の弧線橋も味わいながら上ると改札口に出ます。
東海道本線では唯一の無人駅だそうで、降りる人もまばらですが、一年で一度、ホームが人でいっぱいになる日があります。
それは元旦、お目当ては相模湾から上る「初日の出」です。
前々から行ってみたかった私、寒かったのですが今年は満を持して早起きしました。
晴天とあってすばらしい初日の出を拝むことが出来ました。ちなみにその日は駅員さんがいたような記憶があります。
桜の咲く4月もおすすめで、こじんまりした駅前広場の桜の樹を入れた風景はすばらしく、ぜひ訪れてほしい駅なのです。

開業はお隣早川駅と同じ1922年と古く、その長い年月の間、悲しい歴史もありました。
駅舎左手の通路手前に慰霊碑があるのですが、開業翌年の9月1日、関東大震災が起こり、崖にある駅が災いして停車中の列車が駅もろとも大きな地すべりに巻き込まれ、海中に沈みました。
乗客、乗務員、地元の住人を含めてたくさんの犠牲者をだすという大惨事になってしまいました。


年に数回、訪れてしまうほどのお気に入りの駅。
絶景なるがゆえでしょうか・・・そのたびごと慰霊碑に向かって亡くなられた人の冥福を祈らなずにはいられません。


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  JR東海道線 根府川駅




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2016年06月16日

神奈川・レトロ駅舎巡り その一

梅雨の合間の天気が良い日、神奈川県に残る、今でも現役のレトロな駅舎を求めて出かけてみました。


JR東海道線・新幹線も停車する近代的な小田原駅の次の駅が早川駅です。
改札を出ると心地よい潮風がお出迎え・・・こじんまりした駅前ロータリーにはタクシー乗り場に自転車置き場、そして小さな交番、レストラン、喫茶店などがあってローカルな旅情を搔き立てます。
神奈川県にこんなレトロな木造駅舎があったのか、と目を疑ってしまうほどのどかな駅前風景です。

建物の色は水色と白、そして屋根瓦が赤茶という、夏の晴れた日の眩しい青い空と海の色にぴったりの、海沿いの駅舎に似合う色です。
右端に立っている朱色のレトロな丸ポストも重要なアクセントとなっています。


駅前広場を出て、道路を渡って海の方へぷらぷら歩き出しました。
途中にあるレトロな理髪店を横目に・・・とすぐ、もうそこは小田原漁港・・・お目当ての食堂で満腹状態です。

さて、早川駅にもどり、東海道線の「熱海行き」普通列車に乗り込みます。
列車はそこからみかん畑の斜面を斜めに一気に駆け上って行きます。車窓からは相模湾の大パノラマが見えてきまました。
私の大好きな駅ももうすぐです。

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  JR東海道線 早川駅




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2016年01月16日

新春登山 その三

ヤビツ峠ですこし休み、軽い準備体操をして、いざ山頂をめざし登山開始です。


登山道は木の杭と丸太で整備された階段状で最初の内はけっこう登りやすいなあ、などと思いながら前を行く人に遅れまいとしつつ登ってゆきました。
しかし途中で徐々に私は置いて行かれ、遅れまいとするほど体力を失います。
こらえ切れなくなるとすぐ休憩モード、景色を楽しんでいるかのような余裕の顔を無理やり作り休むのですが、ほんとのところはそれどころではありません。
悲しいかな、心臓はバクバク、肺はゼイゼイ、しまいには足が棒のように硬くなって完全にノックアウト状態に陥りました。
もう太もももパンパン、どうにも足が上がりません。
やはり「神社の石段」!?とはわけが違いました。
登山となればこれでもかと感じるほど延々と続くキツイ登りは予想できたはずですが・・・
自分の考えの甘さかげんに意気消沈したのです。


何回目かの休憩中、ほんとにゆっくりゆっくり小さな歩幅で登ってくるひとりのオジサンがやってきました。
肩で息をしてしゃがみこんでいた私だったからでしょうか、話しかけられてしまいました。

オジサン曰く「どんなにゆっくりでもいいですから、まずは休まないで登り続けることを考えたほうがいいんですよ」
そうか!マイペースこそが一番大事なことなのか、とそのとき気付かされました。
いままで他の人のペースに無理やり合わせていたのも、とかく他の人と比較してしまい、どこか負けたくない気持ちからだったのかもしれません。
その結果がすこし登っては休憩、登っては休憩の連続・・・これでは自分から楽しく思う山登りなどできないと悟りました。

それからそのオジサンのように一歩一歩踏みしめながら登っていくと、不思議に頻繁に休憩しなくても登っていけるようになったのです。
「マイペース」、たぶんそれはマラソンを走るときも、仕事に取り組むときも、同じように大事なことで、惑わされず、自分を見失わないしっかりした自分がよい結果を出す秘訣なのかもしれません。


何人に追い越されたかなんて、そんなことはまったく気にならなくなって自分のペースで登り続けること約1時間半、やっと鳥居のところまでたどり着きました。

あともう少しで山頂・・・そこから眺めはすばらしいものでした。
西に丹沢の山々の向こうにどーんと富士山が、南に江ノ島はもちろん相模湾の先に浮かぶ大島まで、東は横浜のランドマークタワーに薄っすら房総半島まで見えます。
正月三が日のおかげでしょうか、こんなに風も無く穏やかな天気なのに空気が澄み切っているのは不思議なくらいです。
ぽかぽか陽のあたる中、コンビニで買っておいた「おにぎりとお茶」でも、自然の中で食べるとごちそうに思えました。

毎日見ている大山の姿、きっと山頂の北側からは自宅が見えるはず、と目を凝らしますがなかなか見つかりません。
どうやらそれはあまりに見通しがいいので遠くの方ばかりを見ていたからでした。
もっと目線を真下にした間近に、低い山の裾野に広がる特徴的な住宅街を発見。
もし足がグイーっと伸びたら、たった一歩で山頂から自宅まで下りられそうな、そんな不思議な光景でした。


山の植物や鳥たちも観察できる余裕の下り道、それでも行きはこんなに登ったのかと、驚いてしまうほどなかなか出発地点のヤビツ峠に着きません。
グループや夫婦連れもカップルも、下り道は会話が弾むようです。
お互いのコミニケーションをはかるには、休日たまの「登山」で過ごすのもおすすめでよいかもしれません。

もちろんひとりでも登山することで、散歩のときとは違ったことをいろいろ考えるきっかけになったり発見があって、私の今回初挑戦の登山は意味深いものとなったのでした。


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   自宅から見る「大山遠景」




posted by Tai NUMAJIRI 沼尻泰 at 20:43| 紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月12日

新春登山 その二

大山登山のコースとしてはいろいろありそうなのですが、いちばん下から登るなんてことは無謀、とは超初心者の私、重々承知していますので、まずは中間地点ぐらいまで自分の足を使わず登りたいところです。


現実的なコースとなると、一つは大山阿夫利神社の下社がある地点までケーブルカーで行くか、あるいは反対側のヤビツ峠を登山の起点とするか?
正月三が日最終日とあって下社まで行くケーブルカー車内の混みようも通勤電車並、さらに改札前の長蛇の列は想像疑いなしです。
起点もすんなりヤビツ峠に決定し、自宅からはそう遠くでもないので起点まではオートバイで行くことに・・・駐輪するにもケーブルカー発着所よりヤビツ峠の方が適していそうでした。

さて出発時間は??ふだんの街散歩ではなにぶん「行き当たりばったり」の性分で時間もはっきり決めないのですが、目的がはっきりしているとなれば話は別、「山頂でのお弁当!」は万国、万人共通のメインイベント!?(小学校の遠足からの普遍的な楽しみ、そうでない人も稀にいるでしょうか?)です。
ふつうにこれが当日の時間の基準となりました。
聞くところヤビツ峠からはふつう1時間で登れるそうですが、ゆっくりな人でも1時間半あればなんとか登れるそうな・・・自宅からオートバイで峠までは1時間余りですから、逆算していくと自宅出発は余裕を見て8時半ごろとの予定です。


当日は雲ひとつない青空で、願ってもない絶好の登山日和です。
宮が瀬湖からヤビツ峠へ向かって「裏ヤビツ」の深い渓谷沿いの細い山道を味わいながらトコトコとオートバイを走らせます。
途中、陽のあたらない北側の道路は所々凍結していて、前輪がサーッと数センチ横滑り!!パッと両足が出たのが幸い転ばずに通過、でもヒヤッとしました。
歩きの登山でも思わぬ箇所が凍っている場合がありそうで注意したほうがよさそうです。

そんなこんなでそれまで以上に慎重に運転したので峠に着いたのは10時過ぎになってしまいました。
ちょうど、小田急線秦野駅からの峠行きの路線バスが着いたところ、バスから次から次とたくさんの登山客が降りてきます。
峠のトイレ小屋の周りはもうこれから登山しようとする人でいっぱいです。
正月休み最終日、風も穏やかでこんなに良い天気とくれば、身近な山で眺望もすばらしい「大山登山に行こう!」と思うのもごく自然な選択だと納得です。

東京の高尾山や御岳山もそうらしいのですが、自分ではローカルな山だと思っている大山でグループやカップルの外国観光客らしき人も見かけたのにはちょっと驚きました。


さあ、山頂をめがけて、元気よく登りはじめました、が
これから先の山登りもそう甘くはなかったのでした。


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  大山への登山道入口 ヤビツ峠




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