2017年02月25日

根っからの「塔」好き

高くそびえる「塔」を見上げるような視線が私は好きです。
それは小さかった頃の「大きなものへの憧れ」からくるものかもしれません。

鉄塔を関心を持ち始めた頃、買い求めたのが「世界中の塔」という分厚いフランスの写真集でした。
そこには人類が原始の時代から高くそびえるものに惹かれ、人間自らも造り続けてきた長い歴史が解説されていました。
はじめは岩の切り立った高山、そびえ立った奇形の岩など自然の中に祈りを込めて崇め、エジプト文明のオベリスクからキリスト教、ユダヤ教、イスラム教そして仏教などなど、いかなる宗教でも大寺院をはじめ必ずといっていいほどそびえる象徴的な塔を造ってきた歴史がありました。
見上げる「塔」の存在は宗教とは離れた近代以降でも灯台に給水塔、送電線の鉄塔に風力発電の風車、また都市部の高層建築に電波塔のように今なお人類にとって永遠の建築物であり続けるのでしょう。

反対に高いところに上って眼下に広がる景色を眺めるのも私は大好きです。
展望台に上れる塔や建物なら何でもてっぺんまで上ってみたくなってしまうのですが、なにゆえ "そんなに" 高いところに上りたがるのか・・・そういえば東京タワーやエッフェル塔が好きだった私の父親もまさしくそうだったのを思い出しました。
どうやら血筋のせいで、これはどうすることもできない性なようです。


2017-2-25 001b.jpg








posted by Tai NUMAJIRI 沼尻泰 at 23:40| 風の鉄塔 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする