2016年09月14日

築地場内市場散策・魚河岸中卸業者売場 その五

今たいへん問題になっている豊洲への中央卸売市場の移転・・・ずさんな開発計画が今になってあきらかになってきました。


築地市場はシステム的には現時点でもたいへんうまく機能しているのではないでしょうか。
たぶんそこで働く人たちが近年懸念していたこと・・・それは「移転ありき」ではない「施設の老朽化問題」、ただそれだけだったのではないかと思うのです。

食の安全が第一なのは当然であるにもかかわらず、少しでも不安がある土壌の豊洲が立地に適さないのはあきらかだったはずです。
移転せずに今の築地で段階的にリフォームしてリニューアルさせる、それができるのなら一番よい策ではないかと思ってしまいます。

新市場の使い勝手の悪さも指摘されているようです。
お役人と建設関係者が考えた一見効率よさそうな箱物をさっさと作って、そこで「さあ来月からはここで仕事してください」と言われてもあまりに乱暴な話です。


仮に土壌問題を解決させた新しい施設であっても、リフォームしてリニューアルさせた施設であっても、80年にもなる築地市場で長年そこで働いてきた人たちが工夫してきたいくつもの知恵が何よりもいかされたものでなければならないと考えるのです。


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posted by Tai NUMAJIRI 沼尻泰 at 16:19| 散策と日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする