2016年09月04日

フォールディング・カヤックのこと

小さい頃から自転車からオートバイ、自動車、鉄道、そして船、飛行機まで乗り物なら何でも好きだった私ですが、今思い返すと年齢が上がるとともに乗り物への興味も変わってきました。

慢性的な道路の渋滞、クーラーの熱を放出し続けるクルマ、ひどくなるばかりの環境を考えてももう動力つきの乗り物を個人で楽しむ時代は終わったようにも思え、最近はだんだん興味が薄れてきてしまっていました。

今、私の心をしっかり掴んでいる乗り物は自転車ともう一つ・・・「フォールディング・カヤック」というパドルで水面をかき、アメンボのように進む小さな船、別名「ファルトボート」という組立て式の旅用カヤックです。

こんなすばらしい小船の存在を知ったのはもうかれこれ30年前のこと、当時、このファルトボートで日本中の川下りの旅をしていた野田知佑氏が書いた「日本の川を旅する」という本を読んで痛く感動してしまったからでした。

屋根裏にしまいこんでいる二人艇のタンデムファルトボート・・・早朝の神秘的な鏡のような湖面に浮かべて漂うのも最高なのですが、いつか「ヨーロッパの大河を下る旅をしてみたい」という、夢のようなことをまだ頭のどこかで考えているこのごろの私です。


写真はファルトボートに興味を持ちはじめたころ、たまたま古本屋で手作りカヤックの作り方が載っていた古い雑誌を見つけ、途中くじけそうになりながらも何とか作り上げた自作の一人乗りファルトボートです。
ラワン材や水道用塩ビパイプ、テント地など合わせて材料費は2万8千円ほど、放っておいた日もあるので完成するまで3ヶ月掛かってしまいました。



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posted by Tai NUMAJIRI 沼尻泰 at 22:33| 散策と日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする