2015年09月15日

青春18きっぷ 庄内平野の旅 その四。

2008年公開の映画「おくりびと」の舞台が酒田だったということを知ったのは今年に入ってからのことでした。(原作は富山が舞台の話です)

私はたまにYoutubeで気に入った曲を見つけると何度も何度も聞きながら口ずさみ、耳で音階を覚えてメロディーに合わせキーボードを弾いて遊んだりするのですが
その中で好きになった曲のひとつがチェロの音色が美しい「おくりびと」のメインテーマ曲です。
そして映画を実際に観てみたいと思うようになりました。
それは「人間の生死、家族の愛、愛する人への愛」が厳しい冬の酒田の風景とともに描かれた、こころ奥深くまで問いかけてくる映画でした。
いつしか私は「おくりびと」に出てくる酒田に行ってみたくなっていたのです。

スケッチは映画の中で「NKエージェント事務所」として出てくる「旧割烹小幡」の建物です。
港に近い日和山公園の丘へ向かう坂の途中にあって、右側に隣接する和風の同じ割烹とともに、その場に立つとすぐに映画の場面に感情移入してしまうほど重みのある外観です。
近年、建物の老朽化が激しいそうで、残念ながら昨年からロケ時そのままの建物内は観覧できなくなってしまいました。
東日本大震災の後、莫大な費用が掛かる建物の修復は自治体にとっても困難なようですが、なんとか修復・保存してほしいと願うばかりです。

映画での場面は雲が垂れ込めた冬の日本海沿岸らしい酒田の情景でした。できたらこんどはぜひ冬に訪れたいと思いながらスケッチをし終えました。

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  山形県酒田市日吉町




posted by Tai NUMAJIRI 沼尻泰 at 00:41| 紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする