2015年09月06日

青春18キップ 庄内平野の旅 その一。

知り合いの人にいただいた2日分が残った青春18キップ・・・どこか遠くの知らない街に行きたいと思っていた矢先のことでラッキーでした。

2日分とは中途半端ではあり、さてどこへ行くか思案していたのですが、前から知ってはいたもののいつかは泊まりに行きたかった大正時代からの旅館がある庄内平野の酒田を訪ねることに決め、休みも都合できる8月の下旬に行ってきました。

今回は折りたたみの自転車持参という輪行の旅、庄内平野を走って楽しもうと言う魂胆です。
3日間の日程は1日目と3日目は往路復路一日中列車の乗鉄の旅、同じ宿に2泊、中一日を酒田の街と庄内平野を訪ねるというけっこうハードなものとなりました。

列車の乗り継ぎはパソコンでしっかり調べておきました。
いざ遥か遠い日本海へ向けて自宅を出発です。
海老名から相鉄線で横浜へ、横浜06:15発の快速ラビット宇都宮行きに飛び乗り、08:18に宇都宮着、駅のコンビニで買ったサンドイッチで朝食です。

これからが各駅停車の普通列車、乗り継ぎがたくさんあってたいへんです。
宇都宮08:44に黒磯行きに乗り込み、黒磯では09:38発の郡山行き、郡山11:06発、そして福島に11:54着です。

列車が郡山、福島の沿線に入ると東日本大震災による原発事故で汚染された土壌の貯蔵施設が目に入ってきます。
この問題はニュースで知っているはずなのですが、現実を見せられると日本全国で公平に貯蔵処理すべき問題であることを訴えかけてきます。

福島で改札を出て街中で昼食をとります。街のチェーン店もなんなので地元のの定食屋さんで「さば味噌煮定食」を注文。
いっぷくしたところで福島発12:51の奥羽本線米沢行きに、このあたり山の中を走り抜ける風景はすばらしくわざわざ席を立ってドア付近で立ち見状態でした。
米沢着は13:38、山形行きは13:41発で乗り換えに3分しかないキワドサ!無事にすべりこみセーフ!!これを逃すとたいへんなことになるところでした。

米沢、山形間では山麓にニョキニョキ伸びるブドウ栽培のビニールハウスの光景が今でも目に焼きついています。
山形には14:26に着いて、14:52発の新庄行き、16:12新庄から陸羽西線に乗り換えてやっとやっとのやっとこさで酒田に着いたのが17:16でした。

この陸羽西線はディーゼル列車で、もちろん単線ののどかなローカル線、とくに最上川沿いを走り抜ける風景は絶景です。
ああ・・・これが芭蕉にも詠まれた最上川か・・・と感慨深げに車窓から夕日に輝く水面を眺めていました。

酒田駅で自転車を組み立てて、お目当ての旅館へ・・・期待以上の宿に感激し、ここまで来た甲斐があったと思いながら畳の上に敷かれたふとんに入ったのでした。


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  山形県酒田市中町 「最上屋旅館」




posted by Tai NUMAJIRI 沼尻泰 at 02:02| 紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする