2016年05月30日

ポテトフライ

「ポテトフライ」と聞いて、みなさんはハンバーガーに付くフライドポテトを想像されるでしょうか?
いえいえ、それはジャガイモを蒸して、それを一口サイズに切り、それに水で溶きねっとりさせた小麦粉にくぐらせ、パン粉をつけてカラッと油でフライにした一品です。
ウスターソースでもとんかつソースでも、シンプルなのに外はサクサク、中はもっちりジャガイモの食感がとにかくうまい!!といつも思う料理なのです。
ビールのお供にも最高だろうポテトフライ、今住んでいる神奈川県ではお目にかかれないのが残念でしかたがありません。


私は3歳から12歳、小学校6年生まで東京都板橋区という自転車でちょっと走ればすぐ新河岸川と荒川を渡って埼玉県の戸田市に行ける、そんなところで育ちました。
近くの商店街の肉屋さんのお惣菜ケースにはコロッケと肩を並べてかならずポテトフライが並んでいて、母がよく買ってきた思い出があります。

調べてみると、栃木県、両毛地域(佐野市辺り)が発祥らしく、ご当地では「いもフライ」として日常のおやつ時、食事時に食べられる、ずいぶん前からのポピュラーな料理だそうです。
佐野市には専門店もあって、竹串に3,4個刺したものをフライにするのが標準仕様で、てんぷらのようにパン粉をつけないのが標準の地域もあるらしい。
板橋で買っていたポテトフライは竹串に刺されず、皿にごろっと盛り付けるのがいもフライとはちょっと違うところです。

栃木県の「いもフライ」は埼玉県に伝わり、名を「ポテトフライ」に変え、その食文化は荒川の戸田橋を渡り、いつしか私の育った板橋でも一般的なものになっていたのでした。
いまでも板橋の肉屋さんではポテトフライを売っているのでしょうか?行って確かめたくなりました。


私の「大のジャガイモ好き」・・・どうやらこのポテトフライのおかげ!?だったようです。


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posted by Tai NUMAJIRI 沼尻泰 at 19:49| 散策と日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月26日

理髪店

海が見たくて小田原まで出かけました。
漁港近くの理髪店
そこからは海は見えないけれども
店の前を通り過ぎる潮風に「海」を感じました。


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  神奈川県小田原市早川




posted by Tai NUMAJIRI 沼尻泰 at 09:07| ギャラリー / 販売品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月23日

日本橋の再開発と橋の親柱のこと

ゴールデンウィーク明けは駅ナカのフリー冊子へのイラスト記事の仕事で八重洲、日本橋、京橋そして有楽町を歩き回っていました。


東京駅周辺は久しぶりの散策でしたが、特に三越の辺りの日本橋再開発の状況に驚いてしまいました。
8階建てビルが建ち並ぶ近代的なビジネス街というイメージでしたが、そのビル達も老朽化してきたのでしょうか・・・3つの「コレド室町」と「コレド日本橋」はすでに完成し、そのほかにも数箇所で高層ビルの工事が着々と進行中でした。
日本橋、京橋、銀座・・・と1964年東京オリンピックの時の再開発事業のように今回もこれまでの街の雰囲気がガラリと変わっていくことでしょう。

スケッチ一つ目は京橋で出会えた「京橋の親柱」です。
かつて中央通りの京橋川に掛かっていたのが「京橋」・・・戦後そこに道路を作るという計画で川は埋められ、今や京橋の面影を残すものはその上を横切る高速道路下に鎮座している明治時代の親柱と大正時代のこの立派な親柱だけです。
アールデコの意匠がいたるところに見られた大正時代の東京の建築物でしたが、今では貴重な遺品の一つです。

次のスケッチは「新橋の親柱」で、イラストと平行して新しくはじめようとしているオブジェ作りにも通ずるフォルム、そして「京橋の親柱」と同様、ガラスがはめられた灯りの部分の意匠にたいへん興味をもちました。


再開発がすすむ日本橋界隈、できることなら、高架の高速道路を地下に通し、埋められた川や暗渠の川を元通りにして、「新しい水路の都・東京」の復活を願いたいところですが、今どこへいってもそんなことを言ってられない経済状況であるのも事実です。

それならば私たち一人ひとり、まずは部屋の窓ガラスを拭いて、窓辺には一輪の花、外に出ては散歩やスポーツ、時にはちいさな旅に出たり、街に出かけて愛着の持てるものを買ったり・・・そういった普段の生活を丁寧に楽しむ「意識」が大事なのかもしれません。

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          「京橋の親柱」



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          「新橋の親柱」
 




posted by Tai NUMAJIRI 沼尻泰 at 02:04| 散策と日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月14日

蕎麦店

気がついたらもうプラタナスの樹の枝には若々しい葉でいっぱいです。

ゆっくりでも少しずつ明日に向かって
今日も一日丁寧に過ごしたいものですね。


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 東京都千代田区神田須田町 まつや

 お買上げ済み




posted by Tai NUMAJIRI 沼尻泰 at 10:03| ギャラリー / 販売品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月09日

岡本太郎美術館

ゴールデンウィーク期間中のとある日、川崎市多摩区にある「岡本太郎美術館」に行ってきました。

天気に恵まれたゴールデンウィークでしたが新しく始めた別の作品のこともあって遠くに旅に出るでもなく、それならば近場のどこかへ・・・と言ってみてもみんなが休日となると交通機関も人気の催し物もひどい混みようなのは必至です。

そんなとき行ってみたいのが洗練された建築の静かな空間で美しい作品と一日を過ごせる「美術館」です。
都内の美術館はこぞって華々しい企画展を行い、連日展示会場は長い行列をつくるほどでごった返していますが、ほんとはどこの美術館の常設展示物もすばらしい作品ばかりです。
作品とそれを見る人が一対一で対話ができる「静かでゆっくりした自由な時間が流れる展示環境」こそが美術館にとってなにより大事なことだと思うのです。

岡本太郎美術館では数々の作品を目の前にして、絵画、彫刻、立体作品、版画、陶器、芸術論・・・など幅広いジャンルに才能を開花させた「彼のあふれんばかりのエネルギーと作品の美しさ」に感動し、作品を制作する情熱的で真っ向勝負の態度に私は大切なことを教えられたような深い感銘を受けたのでした。


スケッチは美術館の最寄り駅の小田急線・向ヶ丘遊園駅北口です。
生田緑地にある美術館へは反対の南口へ出るため気が付かなかったのですが、帰りに北口の方に回ったところレトロな木造駅舎に出会えました。
昔ながらの商店街通りも駅前から伸びているところをみると、以前は北口側の方が賑わっていたと想像できます。

ところでもう15年前になるのでしょうか、南口には以前あった向ヶ丘遊園に直通する特殊なモノレールの発着駅がありました。
廃線されると知りわざわざ乗りに行った、そうけっこう鉄ちゃんだった!?自分を思い出しました。



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  小田急線・向ヶ丘遊園駅北口




posted by Tai NUMAJIRI 沼尻泰 at 00:47| 散策と日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする