2016年02月24日

築地市場内 魚がし横丁 飲食店編 その一 (更新 2月25日)

築地「魚がし横丁」とは場内市場内の一角にある「市場で働く人たちが食事している飲食と物版の店」が集まっている「おいしくて、いい道具」の店がいっぱいのワンダーランドです。


魚がし横丁へは都営地下鉄大江戸線の築地市場駅を降りて、新大橋通り沿いの「築地市場正門」がわかりがいいのですが、市場関係のトラックの往来も激しく危険でもあり避けたほうがよさそうです。
手前にある「市場橋門」から入るがおすすめ、または場外市場を通りながら晴海通り側の「海幸橋門」から入るのもよいでしょう。

今回は場外市場も寄ったので「海幸橋門」から場内に入りました。
入ってすぐ右手に物販のD棟、そして飲食の1号館、角を曲がってC棟の4号館、物販と飲食が交互に5号館、6号館、7号館、8号館、9号館、そして物販のA棟と、2階建てのコンクリートの建物が建ち並びます。

飲食関係の店では寿司・海鮮丼はもちろん天ぷら、蕎麦、鰻、とんかつ、中華定食にラーメン、フライやオムライスの洋定食、煮魚などの和定食、ピザにパスタ、インドカレー、コーヒー喫茶、パン・サンドイッチ、草餅などのだんご・餅菓子・・・となんでもありそうな店揃いにただただ驚いてしまうのでした。
営業時間は店によって違いますが、市場らしく早いところは夜も明けぬ午前3時に店を開けるところもあります。そのほか午前4時、5時、6時頃からといろいろです。その日の店じまいも早めで、だいたい午後1時または2時頃のようです。


スケッチ3枚は一階だけ飲食店が並んでいる6号館のようすです。
12軒の店が横1列建物と建物との狭い路地にずらっ〜と並んでいるため、写真では撮れない構図3枚のスケッチとなりました。


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まずはスケッチ1枚目、向かって左側から寿司の「すし処 おかめ」、鰻と焼鳥の「うなぎ福せん」、海鮮丼の「つきじ丼匠」、そして牛丼、あさりの深川めし、煮魚定食などを出す「江戸川」は江戸っ子らしい下町のおばさんの受け答えが気持ちいいお店です。


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スケッチ2枚目、寿司の「寿司 大和」2軒分の広さでも店の前は観光客で行列は絶えません。となりは「とんかつ 小田保」カニコロッケなど家庭的な定食屋さん、寿司の「寿司処 やまざき」です。


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スケッチ3枚目、特大エビフライ定食もある「とんかつ 八千代」、寿司で人気の「寿司大」、コーヒーと喫茶の「珈琲の店 愛養」ちなみに午前3時半からやっています。そして天ぷらの人気店「てんぷら和食 天房」と全部で11軒が並びます。
右の階段を上がっていくと印紙や郵便切手を売っている弘済会の店があり、同じ場内の文房具店や書店とともに異色な「市場の店舗」です。

1枚目のスケッチで左にある階段から上がった2階にトイレがあります。以前は2階にも飲食店が数軒あったそうです。


海外からの観光客がぐっと増えたことが反映したのか、「中国語OK」の看板が大きく掲げられていたのが印象的でした。



東京都中央区 築地市場内 魚がし横丁6号館


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posted by Tai NUMAJIRI 沼尻泰 at 20:38| 散策と日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月22日

食料品店

ありし日の冬景色の中の食料品店です。
この辺りではただ一軒の便利な地域のお店だったと思います。
さら地になってからもう10年も経ってしまいました。
今や周りには新築住宅やアパートが建ち並んでいます。

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  神奈川県厚木市飯山




posted by Tai NUMAJIRI 沼尻泰 at 15:19| ギャラリー / 販売品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月18日

虎ノ門の老舗蕎麦店

神田の老舗そば屋のことを書いたことがきっかけで東京のそば屋を調べてみたくなりました。

系譜でいうと、「砂場」「更科」「藪(やぶ)」とあるようですが、それぞれ歴史と特徴があるのがわかりました。
今までそんなに気にしていなかったので、「そういえば、あの店のはそばが白っぽかったかなあ」とか思い出す程度で・・・今はお恥ずかしい限りです。
この場合「知識と教養」は料理に添えて出して食欲を進める「薬味」のようなものかもしれません。あとは自分の五感を信じて、おいしく、店の雰囲気をたのしみつついただきましょう。

スケッチは虎ノ門にある「大坂屋砂場」です。
創業は1872年、明治5年に現在の場所に移り、和風2階建ての木造建築は大正12年築と文化財としても貴重なそば屋さんです。
周りのビルに囲まれながらも、それを跳ね飛ばしてしまうほどの存在感、風格あるたたずまいはさすがです。

南千住にあるという「砂場総本家」もいつか行ってみたい老舗そば屋さんです。

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   東京都港区虎ノ門







posted by Tai NUMAJIRI 沼尻泰 at 21:47| 散策と日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月15日

築地場外市場

2月に入って再び築地市場のスケッチを少しずつ始めます。
おなじみの場外市場は今や外国観光客のメッカとなりました。
これから先はテーマパークのような造られた観光地になるのでしょうか。
それでも、経年劣化した看板フェチの私にとってはまだまだ魅力的な店が数多くあります。

スケッチは表通りに面した立ち食いの小さな店が並ぶ中間位置にある海産物問屋です。
看板の文字とともに看板のふちの水色がお気に入りです。
それにしてもラーメンやもつ煮込み、海鮮丼を売る小さな店の前の歩道はどこも身動きできないほどの人、人、人です。

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  東京都中央区築地




posted by Tai NUMAJIRI 沼尻泰 at 19:05| 散策と日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月12日

神田の老舗蕎麦店

「生粋の下町」の座を日本橋と分け合う神田一帯にはうなぎ、すき焼き、あんこう鍋をはじめ、料理店も料亭も老舗が多いのですが、今回はそば屋さん巡りです。

一見オフィスビル群や広い道路に埋もれてしまいそうな建物たちではありますが、神田一帯は戦災を免れたこともあって路地を歩いてみると、そこらかしこに昔から変わらぬ下町らしい趣が残っています。

「老舗そば屋」というと、思い出すのが神田淡路町にある創業1880年の「かんだ やぶそば」です。
火事で全焼する前の和風寄棟造りの建物は1923年築(大正12)という、歴史的建造物でした。

焼失する前のこと・・・雑誌の神田取材の日にそこで昼時の食事をすることになりました。
木塀に囲まれた店に入るまでの趣ある前庭、瀟洒(しょうしゃ)な建物、そして店の中の様子・・・そんなその日の記憶がよみがえります。

今はすべてが新しくなった「かんだ やぶそば」ですが、洗練されたモダンの中にも以前と変わらぬ瀟洒な建築のすばらしさが再現され、身も心も引き締まる空間に好感を持ちました。
もちろん以前と変わらないおもてなし、そしてそばのおいしさも格別でした。


スケッチは別の日に行ったもうひとつの老舗そば屋の「神田まつや」です。
1925年築(大正14)の出桁造りの建物の風格に圧倒され思わず見上げてしまいます。
松の木に灯篭やつくばい、竹柵などであしらわれた店先からおもむろに店内に入ると、そこには高い天井と昔のままの数々の調度品が作り出す心地よい空間がありました。

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  東京都千代田区神田須田町




posted by Tai NUMAJIRI 沼尻泰 at 13:48| 散策と日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月09日

電気店

取り壊されてからもう数年が経ってしまった、ありし日の地方の「街の電気屋さん」。
店のショーウィンドーには店主も自慢の新製品が並んでいました。

こんなに「クルマ社会」が進んでしまった今、
少し遠くても駐車場がある安くて便利な量販店へ・・・

ただノスタルジー的な感傷だけではないのです。
あまりに忙しすぎて、もう人は自分の住んでいる近所さえ歩かなくなってしまいました。
周りへの関心も薄れぎみです。
それにつれて建物はみな環境から背を向けはじめ、風景が壊れていっているような
そんな気もするのです。

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  神奈川県逗子市逗子




posted by Tai NUMAJIRI 沼尻泰 at 20:51| ギャラリー / 販売品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月06日

米穀店

毎年9月には「たばこ祭り」もある「葉たばこと落花生の街」、秦野。
東京から静岡の沼津まで延びる国道246号線のバイパスをさけ
街の中心を通る旧街道を歩くと昔ながらの商店に出会えます。
米屋さんですが灯油や炭など燃料も扱う商店です。
昔は御用聞きの小僧さんがお得意さんを回ってお米と灯油を配達していたのでしょか。

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  神奈川県秦野市元町




posted by Tai NUMAJIRI 沼尻泰 at 17:31| ギャラリー / 販売品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月01日

御徒町・アメ横さんぽ

近頃、寒さが急に厳しくなったせいなのか、どうも生活自体、毎日がマンネリ化してきているような気がしていました。

大事な「毎日の食」も、鍋、うどん、焼肉、パスタ、カレー、中華風肉野菜炒め・・・そしてまた鍋、と気がつけば先週とほぼ同じです。
いつもの調味料と少ないレパートリーがくるくるとローテーションしているだけ、という現実にこれはイカン!!と目を覚ましたのでありました。


さて、なにか食欲倍増させるよい手立てはないものかと思案していたところ、よい考えが浮かびました。
いろいろな食材が売っている場所に行けば、あ〜あれもこれも食べたいな、という「生き物本来の欲」というものを直に刺激してくるはずです。
とくれば、アメ横に行くしかないでしょう!・・・単純に思いついたところでは。

行き交う人がまばらなときなんてあるのかと、思ってしまうほどいつもどおり買い物客で大賑わいのアメ横通りです。

両側から店主の威勢のよい掛け声の雨をくぐりながらのアメ横食料品店巡り。
店頭に並べられた食材に見とれっぱなし・・・世の中にはこんなにいろいろな食べ物があったんだなあ〜、と新たに認識したというのが実感、「マンネリ井戸」に落ち込んだ私をみごとにすくい上げてくれたのでした。

今日はよく行くスーパーで、気になっていた赤だしの味噌を初めて買ってきたので、いつもの醤油味とは違った「味噌煮込みうどん」にチャレンジです。

ふと思いついた「アメ横さんぽ」のおかげで私の食材を見る目もどうやらすこしは豊かになったようです。


スケッチはアメ横通りを抜け、秋葉原まで歩いた途中で出会った渋い銭湯。
東京の昔ながらの建物は2020年のオリンピックに向う「時代の流れ」にまた呑みこまれてしまいそうですが、手入れをしつついつまでも現役でがんばってくれたらなと思いました。


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  東京都台東区上野 「燕湯」





posted by Tai NUMAJIRI 沼尻泰 at 21:30| 散策と日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする